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(少なくとも私が生きている間は?・・)汚れているのは土なんです・・の日々 [日々]

地震の後、というより原発事故の後・・、いっさい手入れしていない巨石の小庭。
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それでも、6年の歳月をかけて日々(嫁様が)世話してきた甲斐あって、植えた植物以外はほとんど生えてきていません。ある意味、これが完成形なのかもしれませんね。

草むしりは、刈った草の処分方法が決まるまでは行わない予定です。庭の草、そして土をいじれば舞い上がる土埃により微量とはいえ間違いなく内部被ばくは免れないでしょうから・・。

それにしても、日々降り注ぐ放射性物質が庭の土にどんどん積もっていると思われるのですが、最終的にこの汚れた土はどうすればいいのか・・。福島のみならず放射能に汚染された土について、国か東京電力が責任を持って処分と費用の保障をしていただきものですが・・。

福島原発の事故処理が終わり、あそこから飛んでくる物質がなくなったとしても、これまで大量に放出された分だけで土は十分すぎるほど汚染されていることでしょう。何十年とかけて大事に育てた庭木たちも、おそらくはすでに土から放射性物質を吸収しているものと思われ・・、枝を選定して測定器をあてて「これも、やられてる・・・」という日々がこれから何十年も続くのであれば、いっそ早い段階で庭木たちに別れを告げた方がいいのか・・、なんて事まで考えると、日々やりきれない気持ちでいっぱいです。

そして何より健康な体は後からどんなにお金で補償されようとも戻っては来ません。
先日福島市で行われた、放射能調査。地上1m、50cm、1cmについて1000か所以上で行われたそうです。その結果が市のホームページに公表されていました。

福島市「全市一斉放射線量測定結果について」
http://bousai.city.fukushima.fukushima.jp/info/h23-jishin/kankyouhousyanousokutei/zensiisseisokutei

この結果を見て福島市民は「心配していた程では無くて良かった良かった」・・と安心しているんですかねぇ・・。
最近では、何か「安全」を疑わないようマインドコントロールされているのでは?(ー△ー;,なんてことまで考えてしまいます・・・。

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3尺バーベナの香りが風にのる(本来であれば)気持ちの良い季節です・・。
庭へ来る野鳥の数が減ったのは、草むしりせず選定もしていない木々が茂りすぎて嫌われたのか、放射能被曝を恐れて遠くのお山へ自主避難したのか・・・。 いずれ、庭の小道で野鳥と会話ができる古民家暮らしは永遠の夢となりそうですな・・。

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