福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故で飛び散った放射性物質のセシウムなどを取り除く作業がゆっくりと進んでいるようです。

わが家の庭にも沢山の放射性物質が落下したようで依然高い放射線を発しています。
除染すれば安心して住めるようになる可能性はありますが、これまで長い月日をかけ愛情を注いできた庭の花や木々とはお別れすることになります・・。

ことばでは到底表せないほどのこの悲しみは、東京電力そしてお国お偉い方々に伝わることはないと思いますが、せめてブログにだけでも残しておこう・・ということで楽しかった福島原発事故以前の古民家の日々を振り返える、シリーズ「除染でサヨナラ」の第一回。

棕櫚の幹に絡ませた蔓バラ。

植え付けたころはこんなに見事に咲くとは思っていなかったのではじめて見た時は本当に感動しました。冷たい北西の季節風が吹くなか脚立に登っての剪定は大変でしたが、花の時期の早朝に蔓バラ下で全身バラの香りに包まれるとそんな苦労は吹き飛びました。
そういえば、ローズヒップを入れた果実酒もまだ残ってたよな・・。大事にいただきます。蔓バラちゃん、本当にありがとう。

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