古民家の作業部屋でコツコツ再生していた古い丸石自転車。

東日本大震災と福島第一原発事故、そして古民家解体と完全に作業から遠ざかって3年以上が過ぎてしまいました。ここにきてようやく我が家解体ショックも和らぎ、作業再開しようかな・・と重い腰をあげました。

1年前に虫ゴムを替えて、タイヤには空気が入って漏れないことが確認できているので、何はともあれ試乗してみることにしました。ベランダから出して1階に下ろすのに、エレベーターには入らないため非常階段をドカドカと下り・・久々に地面に降り立った丸石号に跨りペダルを踏むと意外なほどスムーズに走り出しました。

ブレーキが甘かったり、ライディングポジションが妙だったり、ハンドルの切れ方に戸惑いながらも無事近所を1周してきました。途中で写真を撮るつもりだったのに、玄関に携帯を忘れたため初試乗の画像がありませんが(ーー;、これなら普通に使えそうな感じです。

唯一苦痛を感じたのは「サドル」。分厚い皮製のサドルは完全に硬化しており、普段使いには厳しいシロモノであります。

バネの役割をする?フレーム部分もサビきって機能してない感じ。

とりあえず、ミンクオイルでも塗ってコレは大事に保管することにして、ケツの痛くならないサドルに交換することにしましょう。