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丸石自転車 作業再開! [丸石自転車-再生記]

古民家の作業部屋でコツコツ再生していた古い丸石自転車。

東日本大震災と福島第一原発事故、そして古民家解体と完全に作業から遠ざかって3年以上が過ぎてしまいました。ここにきてようやく我が家解体ショックも和らぎ、作業再開しようかな・・と重い腰をあげました。

1年前に虫ゴムを替えて、タイヤには空気が入って漏れないことが確認できているので、何はともあれ試乗してみることにしました。ベランダから出して1階に下ろすのに、エレベーターには入らないため非常階段をドカドカと下り・・久々に地面に降り立った丸石号に跨りペダルを踏むと意外なほどスムーズに走り出しました。

ブレーキが甘かったり、ライディングポジションが妙だったり、ハンドルの切れ方に戸惑いながらも無事近所を1周してきました。途中で写真を撮るつもりだったのに、玄関に携帯を忘れたため初試乗の画像がありませんが(ーー;、これなら普通に使えそうな感じです。

唯一苦痛を感じたのは「サドル」。分厚い皮製のサドルは完全に硬化しており、普段使いには厳しいシロモノであります。
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バネの役割をする?フレーム部分もサビきって機能してない感じ。
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とりあえず、ミンクオイルでも塗ってコレは大事に保管することにして、ケツの痛くならないサドルに交換することにしましょう。
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タグ:丸石自転車
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未来の古民家暮らしまで、漕ぎ続けよう [丸石自転車-再生記]

わが古民家は無事解体が終わり、145年の長い歴史に幕を閉じました。

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仮住まいへの完全引っ越しと数多くの古い物達の救出に大わらわで悲しみに浸る余裕もありませんでしたが、各種ゴタゴタも最近ようやく一段落し”心にポッカリ大きな穴が開いた”というのはこういうことか・・と、原発事故前に書いた自分のブログ記事と秋の空を交互にぼんやりと眺める、今日この頃であります。

仮住まいのベランダへ無事避難させた丸石自転車。
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再生作業も途中のまま後輪はパンクしたままでしたが、バルブの虫ゴムを交換したら前輪同様あっさり直って”とりあえず走れる状態”となりました。 ベランダへ移動させるため久しぶりに持ち上げましたが、鉄の塊とも思えるその重量を再確認し、コレに乗るには脚力の再生も必要不可欠であることをあらためて実感しました・・。


わが古民家暮らしは終わってしまいましたが、いつの日かまたあんな暮らしができることを願い、ブログ村のカテゴリーは”古民家暮らし”のままでいようと思います。
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2010年の完成を目指し・・ [丸石自転車-再生記]

今年の春に完成した「各種作業場」兼「各種宴会場」にて、何となく始まった古い丸石自転車の分解清掃ですが、現在作業は冬季休業中でございます・・。
真夏は草むしりの休憩場所としてこの”日かげ”を最大限に活用しておりましたが、さすがに北風吹き荒れる季節ともなると日中日差しが入らない北部屋ということもあいまって、ジッと自転車を分解清掃する気にはなれない寒さなのであります。まぁ、雪が積もれば自転車には乗れないので・・。

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そんな訳で、前半分だけが”それなりに”キレイになった状態で年を越すこととなりました・・。タイヤは後の方が傷みが激しく、荷台他各部もサビサビですし、作業的にはまだ半分以上残っていることは確実ですな・・。来年中には、何とか走れる状態にしたいものであります。

そして、この記事が2009年最後の投稿になりそうです。
今年もたくさんの方々から、コメント・niceをいただき本当にありがとうございました。おそらくは(間違いなく)来年も限りなく同じような一年になることと思われますが・・、どうぞお暇なときにでも覗いていただけたら幸いでございます。 あとでゆっくりこの一年を自らのブログで振り返ってみますかな・・[犬]

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それでは皆様、よいお年を・・。

丸自-再生記★No.9 「左ペダル(一応)完成!」 [丸石自転車-再生記]

実に一か月ぶりの更新となる「丸石自転車-再生記」。
コ汚いペダルを分解したまま中断していたいた作業を再開しようかとバラした部品を眺め、何から始めるんだっけか?・・といった感じで道具類を準備し、分解した順番を何とか思い出しつつ・・、まずはゴム部品の清掃からスタートです。
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最初、雑巾でひたすら拭いてみたもののデコボコの出っ張り部分しかキレイにならないので、細かい隙間に入り込んだ泥を落としゴムの質感を復元するため、ゴムにも使える液体ワックスを溶かした水の中に投入し・・、歯ブラシで地道にコスりました。結果、ゴム本来の黒い色と質感も戻り、まずは一部完了。 
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次は、ベアリングの洗浄とグリスアップ。
取手の付いた料理用の小さな金ザルに、ベアリングが収まった半円形のケースごと入れ、ちょうど良いことに昔買って使っていなかったパーツクリーナーを発見したのでコレを吹き付けて洗浄すると、サビと泥でこげ茶色に汚れたグリスがキレイに落ちて、銀色のきれいなベアリングに戻りました。
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ケース部分に残った汚れたグリスもきれいにふき取り、砂などの汚れが付着しないよう細心の注意を払い・・、ケースにグリスを薄く塗ってベアリングを並べ戻し、更にその上にグリスを盛りました。これをゴム部品の片側についている金具にはめ込み、軸に差し込みます。
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と、ここまできて軸を掃除していなかったことに気が付き・・(危うく錆び汚れだらけのネジ山に差し込むところでした・・)、あわてて軸を掃除し何とか片側のベアリング部分を軸への差し込みが完了。反対側はベアリングのケース部分と一体となった金具をねじ込みワッシャー(正式名称わかりません・・)で締めていき最後はナットで留めて、最後にカバーをかぶせてナットで留めれば完成。
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ほとんど勢いで組み直しましたが、ゴム部分の清掃で満足し金属部品のサビ落としをすっかり忘れておりました・・。構造は理解できたので、また別の機会に分解清掃(サビ落とし)することにします・・。一応完成した左側と手つかずの右側を比べるとその差は歴然。この勢いで右側も分解清掃!するかは・・ただいま考え中・・。
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丸自-再生記★No.8 「ペダル分解四苦八苦」 [丸石自転車-再生記]

お盆のお墓参りも無事終わり、何とも穏やかで静かな今朝は秋の気配を感じるヒンヤリとした空気に庭全体・家全体がすっぽりと包まれたようで誠に気持ちよく、夏の疲れがやんわりと癒やされました。

久しぶりにUPの丸石自転車-再生記は作業中盤戦へと突入です。
回転そのものはスムーズなのですが、汚れとさびを何とかしたいペダルを分解してみることにしました。
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外側のナットを外せばゴムの部分が取れるだろうと思ったら、そんなに甘くは無く・・カバーを取ると真中に少し大きめのナットが出現。これも外したが変化はなく、数分間フリーズし・・ペダルをグルグル回したりした後、軸を凝視すると何となく構造が理解できました。
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中央のねじ込みワッシャー?の小さな穴に先の細い棒を差し込みクルクル回すと枠が徐々に緩んできました。同時に中からコゲ茶色のグリースも出てきて・・、中にはベアリングを確認。一瞬そのまま戻そうかとも思いましたが・・、仕方がないので分解を進めました。
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中央のネジを緩めつつ、ベアリングが落ちないようにガードをずらしながら2つのゴムを支えていた枠がようやく外れ、泥だらけのゴム部分も取り外せるようになりました。ベアリングをシミジミ眺め、グリスアップした方が良いよな・・と考えていたら、
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”ポツっ”と一粒が砂だらけのブルーシートへ落下しました(涙)。
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ということで、涙のベアリング洗浄&グリスアップ・・そしてペダル掃除は、また次回ということで。


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丸自-再生記★No.夏休み [丸石自転車-再生記]

作業部屋の暑さと多忙で、しばらく中断状態となっている丸石自転車再生作業。
古い自転車を分解していたら何となく自転車の歴史などにも少々興味がわき、図書館で関連の本を借りてきて食休みにパラパラと眺めております。明治の初め頃はまだ道具として認知されておらず?、歩行人の安全を脅かす邪魔者(よそ者)扱いだったようです。

実は前回の記事から作業自体は少しだけ進んでおり、只今左側のペダルを分解清掃中です。それは良いのですが、勢いあまってベアリングの蓋まで取ってしまい・・数粒が錆と粉塵の海(ブルーシート)へ飛び込んでしまったため(号泣)、洗浄してグリースアップしなければならないことに・・。 先日、ホームセンターで使えそうなグリースも買ってきたので、夏休み明け?か作業部屋が涼しい日にでも挑戦したいと思います。 詳細は次回、ペダル分解清掃編?にて・・。
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丸自-再生記★No.7 前輪周辺復元 [丸石自転車-再生記]

本日のお題は、前輪とフェンダー及びブレーキの復元と調整であります。取り付ける部品は、タイヤ・フェンダー・フェンダーサポート?・丸石ミニ看板・泥よけ、です。
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まずはタイヤを仮止めし、フェンダーを通して丸石のミニ看板?を取り付けます。頭にしっかりと丸石マークが入った小さなボルトでフェンダーサポートと泥よけを固定します。復元作業は結構簡単で、あっけなく完成。
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で、最後にブレーキシューの固定ですが、
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前ブレーキはワイヤー式ではなく、金属棒で構成されたロッド式。レバーを引いてみると、その原理が分かりました。一部動きが渋いところと、調整箇所らしきナットにも潤滑剤をスプレー。しばらく待ってナットを緩めるとサビで固着していた金属棒がスカスカと動くようになりました。
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おそらくは購入後未調整で遊びが多い状態だったので、シューを固定するアーチ部分を上に引っ張りながらナットを締めつけ、あとはシューの角度を適当に合わせ固定して完成です。
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あとは実際に走行できるようになってから微調整することとします。
意外にスムーズに終わった前輪周辺の復元作業でありますが、唯一残念だったのは作業後にチェックするとフェンダーサポートを止めるボルトの丸石マークが逆さまだったことでしょうか・・。 さて、次回は・・何をやろうかな?。
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丸自-再生記★No.6 タイヤ復活!・・・か? [丸石自転車-再生記]

保湿剤を浸みこませて様子を見ていたタイヤでありますが、さすがにヒビ割れまでは修復できないものの一応ゴムタイヤの色と質感は戻ってきました。 
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ので、早速チューブと合わせてホールに組み込んでみることに・・。タイヤレバーがあれば、よりスムーズにいくことは分かっているのですが昔買ったものが結局10年以上使わずに何処かへ消えてしまったので・・手持ちの道具と手で頑張ることにしました。
まず、タイヤにチューブを入れてバルブの部分をはめ込みました。そしてゆっくり慎重に手とメガネレンチなど使い、チューブに少し空気を入れたり抜いたりしながら・・最後は気合で?装着完了です! 
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子供の頃、自分でパンク修理したにリムを入れるのがとても大変だった記憶があり、もし駄目だったらそのまま自転車屋さんに持って行こうかな・・とまで考えていたのですが、思っていたよりもスムーズに進み時間もかかりませんでした。子供の頃は力不足だったんでしょうかね・・。 タイヤの縁がチューブを包み込むような形状なのも作業しやすかった理由かもしれません。とりあえず、圧は低めに空気を入れて様子を見ましたが漏れもなく、動かせるオブジェ用?としてはいけそうです。

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タイヤが完成したので、分解していた前輪部分の部品を組み戻すことにしました。個々の部品を眺めてみると、ブレーキシューが片減りしていました(そう言えば、左右が分からなくなってしまったけど・・まぁいいか・・)。ということで、次回は前輪部復元とブレーキ調整・・の予定です。
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丸自-再生記★No.5 生きていたチューブ [丸石自転車-再生記]

前回の続きですが、
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外したチューブを眺めてみるとキズも無く、ゴム自体もそれほど劣化していませんでした。試しに空気を入れてみると膨らむことは膨らみましたが、すぐに「シュー」とバルブから抜けていきます・・。バルブを抜いてみると下に付いている虫ゴム?がちぎれていました。先日、ホームセンターで売っているのを確認していたので、交換用のバルブ(メンテフリーのスペシャルバルブとやら)を購入し早速取り付けてみました。
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空気を入れると、見事にエア漏れもなくイケそうな雰囲気です!
タイヤもガサガサのひび割れ状態ですが万が一使えたら・・と思い、ゴムの保湿剤を浸みこませて様子を見ています。 自転車自体それほど使っていなかったのか、ずっと蔵に入っていたのも良かったのか、意外に?個々の部品は汚れたり錆びたりしているものの傷みはそれほどでもないようです。 そこで、あまりアチコチいじらずに、まずは動くように整備を進め、各部のサビ落としは動作確認後の楽しみにとっておくことにしました・・。(実際、サビ落としにはかなりの時間を要しそうなので・・)

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丸自-再生記★No.4 タイヤ外し [丸石自転車-再生記]

まずフロント部分から攻めることにした再生作業。
干渉するブレーキシューを外し、前輪を外しました。
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リムとスポークの錆び落としでもやるかな・・と、パンク状態で長期間放置され乾燥してひび割れたタイヤをホイールから外すことに。さすがに手だけでは無理なので、マイナスドライバーに雑巾をまいて縁を出そうと試みたもののなかなか出てきてくれません・・。リムなどを傷つけないよう慎重に引っ張り出すこと?分間・・。
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なんとか、タイヤとチューブをホイールから外すことができました。タイヤのリムに隠れている部分は、チューブを包み込むように幅広くなっていました。スポークの裏側金属部分にチューブが擦れて傷つかないためでしょうか・・。 そして、タイヤ&チューブを外してもズッシリ重いホイールは量ってみたら「2.2kg」ありました。 前後のタイヤだけで約5kg(以上?)ということですね・・。
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ということで、恭しくスポークとリムのサビ落としに取りかかるとします。(次回へ続く・・)


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