梅雨時期は雨が降っていなくても地面がぬかるんで畑や庭の仕事ができない日々が続きます。それはそれで、体が休まりありがたいのですが・・(ってほど重労働もしておりませんが・・)。 雨水をたっぷり浴びてノビノビ生き生きしている庭のクローバー達に睨みをきかせつつ・・、地面が少しでも乾くのを待ちます・・。

しかしながら、雨で外の作業ができなくてもやるべき仕事は沢山ある古民家梅雨の日々。
先月まで花を咲かせていたコリアンダーが種になったので、先日それを茎ごと引っこ抜いて作業部屋に置いたままにしてありました。 


この種を”枝から外す”という、まさに雨の日のためにあるような地味な仕事を作業部屋で一人静かに行いました・・。

パッと見、すぐ終わりそうなこの作業。脱穀のように?手でむしり取れば速いのですが、そうすると不要な細かい枝なども混じってしまい結局後でそれを分けるのは二度手間になるので、地道に種を摘んでいきます。心を無にし、指先でポロリポロリと種を軽くねじり取る作業を続けていると、何か悟りの境地にでも達した気分になります・・。 

約1時間ほどの作業を終え、穏やかな表情で重さを測ると「約90g」の収穫量でした。 こうして、苦労の末に集めたコリアンダーを実際にスパイスとして使う料理のほぼ全般が苦手ということが、この作業を一種の修行と感じる最大の要因でしょうか・・。


写真は昨年収穫分のコリアンダーをスパイスに使ったキュウリのピクルス。実はこのピクルスだけは大好きで、コリアンダーが入っていないと物足りなく感じるのでありました。この時期、酸っぱい物が美味しく感じるのは体に効いている証拠なのか・・。各種薬用酒とあわせて、夏バテ予防に日々少しずついただきたいと思います。


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