東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故など考えもしなかった9年前。我が一家は福島で空家となっていた実家へと引っ越したのでありました。

引っ越したと言っても、約12年もの間空き家になっていた古民家はあちこちガタがきており、すぐに暮らせる状態ではありませんでした。クルマで約20分の嫁様の実家へ居候させていただき、毎日通いながらの大掃除の日々が約3か月続きました・・。

作業服にマスク・頭と首ににタオルを巻き、2台の掃除機をフル稼働しゴミと埃と格闘していたそんなある日、押入れの中から出てきた大量の未使用タオルと手拭い・・。 記念品などで貰ったと思われるソレらは大掃除で大いに活躍しましたが、雑巾にするには勿体ないような気がしてとっておいたレトロな手拭いを一気に洗濯しました。


銀行も当時はタオルではなく、手ぬぐいを配っていたんですね。

”皆様の富士銀行”高島屋謹製

トイレに掛けて使っていたら、タイムスリップしたかのように馴染んでいただろうなぁ・・。

いまだ昨日のことのように思い出される古民家に暮らした日々は、長い長い夢だったのか・・・。



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