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soma・・・くるり・・・相馬 [日々]

仕事や食事のBGMに聞いているipodに、嫁様が新しくインポートしてくれた”くるり”のアルバム。
いつもあまりボリュームを上げずに流すので歌詞の内容など最初は分からないのですが、何度か聞いていいるうちふと耳に引っかかった言葉”そうま”・・。
タイトルを確かめてみると「soma」。
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少しボリュームを上げてもう一度ジックリ聞いてみると、どうやら”相馬”のことらしい内容。小高い丘の上から海へ向かって吹いているかのような雄大で伸びやかなトランペットが、震災の傷跡に沁みわたっていくようで、思わず込み上げるものが・・。
嫁様に聞いてみると、メンバーの方はプライベートで震災前から福島や宮城の海沿いを訪れていたそうです。震災前の素晴らしい情景を知っているだけに、津波の傷跡や原発事故後の現状にきっとショックを受けたことでしょう。

原発事故さえなければ・・など、考えてももう仕方がないことは分かっていても、ふと気持が振り出しに戻ってしまう事があります。
失ってしまったものが大きいとそれを受け入れるのにも時間がかかり、ガッカリと頑張ろうを何度も行ったり来たりしながら・・、そんな気持ちが伝わってくる(勝手な解釈ですが・・)素晴らしいアルバムです。


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連休の週末に読みたい本・・「低線量汚染地域からの報告」 [原発事故]

”東京電力”福島第一原子力発電所 放射能漏れ事故26年後の健康被害は、どうなっているんでしょうね・・。

『低線量汚染地域からの報告―チェルノブイリ 26年後の健康被害』
馬場 朝子・山内 太郎著、NHK出版

「いまなお続く放射能汚染による健康被害
昨年4月、ウクライナ政府はチェルノブイリ原発事故後の、国民の健康への影響を詳細に調べた報告書を公表した。低線量汚染地域に居住してきた人々への定点調査では、甲状腺がんや心臓疾患、白内障といった疾病や慢性疾患の増加という実態が浮かび上がってきた。四半世紀を経てなお続く原発事故の「後遺症」を綴る。」


週末の連休、蔵が無くなってガランとしたお庭を眺めながら・・じっくり読みたいと思います。


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さよなら土蔵 [土蔵]

ついに土蔵とお別れする時がやってまいりました・・。
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東日本大震災によりその時が早まったとはいえ、もともと壊す予定ではあったので仕方がありません。本来の役割よりも母屋とセットの風景として重要な存在でした。内部には致命的なダメージを抱え、いずれこの時をむかえるとは分かっていたものの、やはり寂しいですね。中には立派な木材で拵えられた沢山の農具が隅っこにひっそりと佇んでいます。
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重くなった蔵戸を開けて中に入ると、一年を通じた独特の”ひんやり”とした空気に包まれます。 ガランとした1階でまだまだ立派な梁を見上げ、心の中で「お疲れ様」と「ありがとう」を言い、外に出ると山からの冷たい風が”ピュー”と吹きつけてきました。

蔵の中から運び出した”お金にならない宝物”の山を前に腰をさすりつつ、土蔵の姿を暗くなるまで目に焼き付ける夕暮れでございます。


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タグ: 震災

ご被害者の日々2013 [原発事故]

あけまして、おめでとうございます。

今年は少しでも、福島そしてわが古民家にとって明るい未来が見えることを願っておりますが、そんな希望をあっさり打ち砕くようなお偉い方々の言動にすでに諦めムード漂う新年でございます。

そして今年もまた、まだまだ続く”ご被害者”の日々。
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東京電力は賠償費用が足りなくなれば、お国から簡単に借りることができるので何の問題もないようです。

それにしても、福島へいらした安倍首相が東京へ帰るなり”新しい原発を作る”っていうのを聞いて笑ってしまいました。もう笑うしかないですよね。
もしかして、新年を迎えるにあたり「笑福来門」ってのをねらってのことだったんでしょうか。

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原発事故責任者の1人と自覚が無い安倍首相
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