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天才を育てる?天井の高い部屋は...寒い。 [古民家]

現在のわが家で最も古い天井の造りを残す和室の天井高は、襖2つ分ほど(それ以上?)あり、当然のごとく冬はとても寒いです・・。かつてはあった囲炉裏の煙抜き用に一部スライド式構造になっているのですが、そこの隙間から風(と埃)が吹き込むので、以前屋根裏へ登り部分的にブルーシートを敷きました。埃は落ちてこなくなりましたが、室内温度環境に変化はありません・・。

北側に位置し襖を閉めると昼間でも暗い部屋への採光の為か、襖上部の壁が障子になっています。(上半分が暗くなっているのは、隣の部屋の天井がリフォームで下げてあるためですが、それでも現代住宅とくらべると高いかもしれません。)

仏壇が置いてあるこの部屋はお線香の香りと相まって、お寺にいるような何とも言えない安心感がありますが、天井の高さと各部からの隙間風、加えて冷暖房器具が無いので一年を通し限りなく自然に近い温度環境となっています・・。昔は冬に部屋全体を暖めるという概念は無かったのでしょうね・・。そして、何より昔の人は我慢強かったと思われます・・。


タグ:天井 古民家
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