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押入れの上に広がる有意義な空間 [古民家]

建築当初は、部屋と部屋との仕切すべてが建具であったと思われます。その証拠に?現在ある壁や押入の上部には天井裏と繋がった大きな空間が存在しています。その空間がハクビシンにとっては最高の隠れ家(遊び場)となっていたワケでありますが・・。

写真左は押入ですがこの上にもその空間が存在します。天井を下げた際、採光の障子は硝子戸に変更されていますが、向かいの部屋からこの戸を開けると空間を覗くことができます。(一昨年までは、ハクビシンが入り込まないよう、この空間に蚊取り線香を焚くのが日課でした・・。)

居住スペースよりも間違いなく多いであろう屋根裏や軒下など大きな空間にすべての部屋が囲まれていることを再確認し、この位の空間があると各部材もゆっくりと呼吸(吸湿・放湿)することができ、結果長持ちするんだろうなぁ・・、などと考えながらシミジミと天井についたハクビシンによるシミ汚れを眺める(ー_ー;、そんな昼下がりであります。


タグ:古民家
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