満月を見上げて・・温泉たまご

今宵は「満月」ということで・・、「温泉卵の正しき食し方」など考えつつ、お月さまを眺めながらのんびりとお酒でも飲みますかな・・。

白身はトロトロで黄身も半熟という不思議なゆで卵の「温泉卵」でありますが、温泉旅館の朝食で「生玉子」だと思って割ったら「コレ」が出てきてビックリした経験がこれまで３回くらいあるような無いような・・。
そして、温泉卵のこれまでの食べ方は、１．器にパカっと割り入れ、２．白身と黄身を箸で数回切りわけ、３．醤油をドバッとかけ、４．適当にかき混ぜ、５．そのまま、あるいはご飯かけて食す・・、というものでした。

ワタクシもつい最近までなんの疑問も無くこの方式で食べてきたわけであります。
そして先日自宅にてコレを食べる機会があり、ふと隣で嫁が食べている器をのぞくと・・！、丁寧に白身がはく離されたキレイな丸い黄身がソコにあるではないですか！。　やられた・・、という気持で聞いてみると以前からその方式で食べていたとのこと・・。真似してやってみると・・、黄身のコクとまろやかな味わいが醤油に消されることなく感じられ、後から醤油味の白身が口の中で混ざりあい、コレが実に美味いのでありました。

その方式はと言うと・・
１．器に丁寧に割り入れ、その姿をしばし鑑賞します。


２．箸で黄身のまわりに付いた白身を丁寧に落とします。その際、黄身ごと割ってしまいたい衝動をグッと押さえます。


３．黄身の半熟具合を確かめながら、お好みで白身に醤油をかけます。くれぐれも黄身にかけないように！
　　（ちなみに写真は醤油かけ過ぎました・・。わが家の醤油さしは勢いがよく・・。）

まずは黄身をひと口・・、そして白身をひと口・・。この状態でご飯にかけるのも宜しいかと。

ということで、力説すればするほど貧乏くさい・・イトマ的温泉卵の美味しい食し方でございました。


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